ドイツの鉄道会社と姉妹協定を結んだ湘南モノレールの小さな旅
風情や歴史を感じさせる列車旅
■トンネルを抜け江の島へ
トンネルを抜け、目もくらむような渓谷をひとまたぎするのも一瞬のこと。あっけなく終点湘南江の島駅のホームに滑り込んでいく。大船駅から通しで乗れば14分のミニトリップであった。ホームは随分高いところにあり、エレベータだと5階から1階まで降りることになる。駅舎は工事中だった。完成するとどんな駅になるのか楽しみだ。
目の前の通りを渡ると、江ノ電の踏切がある。すぐ脇は江ノ島駅で鎌倉行きと藤沢行きの電車がすれ違っていた。
せっかくなので、踏切を渡って両側にお店が続く通りをまっすぐに進むと目の前に江の島が現われた。天気がよく、江ノ電や小田急の片瀬江ノ島駅からもやってきた行楽客が合流し、平日とはいえ大いに賑わっていた。
江ノ電や小田急にも乗りたかったけれど、1日乗車券を買っていたので、帰路もモノレールの客となった。意外に空いていたので、江の島往復は混雑必至の江ノ電よりもモノレール乗車がのんびりでき楽しめるのではと思う。